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1月4日、病院に戻った日 [2012年12月末、最後の2週間]

今日は母が病院に戻る日。心配していた吐血、
下血が起きず、またこらえられない痛みに苦しむ
ことなくおうちでお正月を過ごせたことは良かった
けど、やっぱり病院に戻ってしまうのは寂しい。
でも点滴もしてないせいか確実に体力が奪われてい
るし、看護婦やお医者さんが近くにいた方が安心
出来るようなことも言ってたので、このぐらいで
一度病院に帰り、また外泊で家に戻って来れれば
いいなと思っていた。

だが、お医者さんが今回外泊許可出すときに心配
したように、今回が母にとって家で過ごす最後の
機会となってしまった。

目の黄疸はかなりはっきりしてきていた。歩くのも
かなりふらつくようになり、起きているのもつらそうで、
病院に戻る直前まで横になっていた。それでも意識
はしっかりしていたし、少しだがほうじ茶は飲んでいた。

ただ本人は覚悟していたのかも知れない。父が車で
母を送ろうと車の用意をしていたとき、母と二人きり
になった。するとかすれた声で、でもしっかりと母から
急にお別れの挨拶と励ましを伝えられてしまった。
「まだ元気になれるかも知れないんだから、そんなこと
言うの早いよ」と言ってお互い微笑んだけど、自分は
正直悲しくて仕方なかった。

今まで小さい頃からわがまま言ったり、迷惑、苦労を
かけてきたことに対しての謝罪、そしてあらゆることに
対する感謝の気持ちを伝えたかったが、言えなかった。
まだ早すぎると思ったから。結果論になるけど、彼女
の意識がはっきりしているときに、これらは伝えられ
なかった。それが良かったのか、悪かったのか、今で
もわからず、葛藤している。

因みに3時前に病院に戻るときも自力で歩いていた。
看護婦さんにも「ただいま」と言って笑顔を見せていた。
でも家にいて疲れたのか、すぐに寝てしまった。仕方
なく父、弟、私の見送り組も家路についた。

たいしたことは出来なかったが、母が普通に家で
家族とお正月を楽しく過ごせたことを願った。
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コメント 3

ベッカム

サムさん
ずっと読んでるよ。
一緒に悼んでいるよ。
by ベッカム (2013-02-21 20:08) 

かつ

修さん
読ませてもらってます。
2012年8月15日にウチの父も亡くなりました。
多分、お母さんは修さんの言いたい事をわかっていたと思います。
それが親というものでしょう。
by かつ (2013-02-24 02:30) 

npng2000

>ベッカム様、

読んで頂き恐縮です。比較的患者の少ない、しかし完治
が非常に難しい胆管癌について、現在の情報を残そうとも
思って時間を見つけて少しずつ書いています。もう少し
お付き合いいただけると幸いです。

>かつさん

有難うございます。大変お世話になっています。
お父さんの件、あらためてお悔やみ申し上げます。
母がそのようになっていたことを、祈るばかりです。
by npng2000 (2013-02-25 02:01) 

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